2013年の冬、ソウルで開催されたASUSの新製品発表会で見たノートパソコンです。
ZenbookからZenbook Primeに、そしてTaichiまでつながっているASUSのウルトラブックのラインナップで
UX301Lは以前のシリーズとは色々違う姿を持っている2013年の新型です。
特に、インテルの第4世代プロセッサーのハズウェルを搭載し、
コーニング社のゴリラガラスでデザインしたところが特長です。
特殊ガラス及びセラミックで有名なコーニング社によって開発されたゴリラガラスは、
スマホやタブレットのユーザーならすでに触った経験があると思います。
それは、スマホやタブレットの画面を保護してくれるグラスだからです。
2013年の1月、コーニング社はCES2013(国際家電ショー、ラスベガス)でゴリラガラス3を発表し、
既存製品に比べてキズと衝撃に強くなったと説明しました。
コーニング社のゴリラガラスの詳細はここをクリックしてください。
ASUS Zenbook UX301Lは、「タフなのに美しい」ゴリラガラス3が
パソコンの画面だけではなく本体にも用いられているモデルです。
UX301Lの天板を見たらガラスみたいな材質を手と目で感じることができます。
天井の照明が天板によって反射されていますね。
まるでガラスで作られた天板みたいです。
感触もガラスでサインペンで書いてみたらよく書かれています。
ハイグロス塗装でも長く使用すればキズができるし、色々な汚染によって光沢が消えてしまいます。
でも、ゴリラグラス3でデザインした天板なら光沢がなくなることもあまりないと思っています。
ガラスマジックリンをスプレーして乾いた布でふきとれば終わりです。
ディスプレイパネルを見ると?
タッチ対応の画面も、キーボードのまわりもキラキラ~
キーボード以外の部分もゴリラガラス3でデザインされていますね。
見れば見るほどきれいです。\(●▽●)/
ホットピンクだったら? じぇじぇじぇ!
本体のサイドを見るとゴリラガラスが入っていることを確認できます。
保護フィルムを貼らなくても大丈夫なくらいキズに強かったです。
一般的な使用環境ならあまり問題はなさそうです。
「もし落としてしまった場合はどうなるの?」と考えている方もいると思っていますが、
ガラスよりも電子回路の破損が深刻だと思っています。
アルミナでデザインされているノートパソコンの場合もかなり深刻でした。
曲げられたMacbook Airを使った経験ありますか。(つД;)ふぇ~ん
底面以外の部分はゴリラガラスで処理してとてもキレイです。
キレイさを大切にしている方は眼鏡拭きを準備してくださいね。
ずっと使っている際にカリグラフィーの専門家にステキな絵を描いてもらいたいと思いました。
自分でボードマーカーを使用して絵を描きましたが失敗しました。
絵は油性マーカーで描いてくださいね!
ディスプレーパネルに合わせてパッキンが入っています。
ディスプレーパネルとキーボードが接触することが防止されて画面にキーボードの染みが残っていないです。
色々なメッセンジャーサービスのためにディスプレーパネルの最上段にカメラとマイクが搭載されています。
13.3インチのタッチ対応のディスプレーパネルは1980x1080解像度までサポートしています。
Windows8.1のユーザーはアップスケール機能で以前よりキレイな画面を見ることができます。
UX301シリーズの中でFull-HD以上の解像度(2560x1440)をサポートするモデルもありますのでご参照ください。
UX301Lのキーボードです。
ブロックタイプのチクレットキーボードでストロークも浅くないのでタイピングも快適でした。
キーボードのボタンにステータスインジケータがあってLEDで状態が表示されています。
スリープモードは電源ボタンが担当しています。
バックライトも搭載しています。
タッチパッドもガラスの材質みたいです。ガラスのようにキラキラしていますね。
大きいサイズでマルチタッチもサポートしています。
Windows8の新しい操作メニューのチャームバー機能も使いやすいです。
タッチパットのサイズです。かなり大きくてWindows8以上のバージョンも大丈夫です。
UX301Lを最大に広げてみました。ノートパソコン専用のスタントやクーラーの上でも大丈夫です。
ヒンジの後ろには小さいプラスチックのパッドがあります。
かなり硬い素材で壊れやすいパーツではないみたいですが、このパーツの役目は?
カバーを開けた時に本体を支持する役目を持っていましたね。
カバーを開けると自然に本体が上げられます。
本体が上げられて得られるのは「冷却の有利さ」です。
パソコンの底面には給気口がありますので机や地面からパソコンの間に空間を確保すると
より安定的な給気ができることです。
特別なことはないですが、長時間使用において無視できない部分と思っています。
側面ですが、背面から前面にむかってスリムになっています。
このような本体のデザインは1世代Zenbookからずっと変わらないですね。
左側には電源、USB3.0、miniHDMI、ヘッドホン(マイク兼用)の端子があります。
右側にはSDカードリーダー、USB3.0、D-SUBの端子があります。
D-SUBとLANは別途の変換アダプターが提供されています。
底面が傾斜があるデザインで本体の厚さはEgg(韓国のKTのモバイルルーター)よりも少し薄いです。
地面からの厚さですのでもっとも薄い部分はより薄くなりますね。
本体に充電インジケーターがない代わりに電源ケーブルにLEDがあります。
充電中は赤色、充電完了は緑色に表示します。
UX301Lの排気口は本体とディスプレイパネルの間にあります。
Zenbookの初期モデルと同じ位置ですが、デザインは少し変わりました。
以前の排気口はより大きい穴だったですが、新型の排気口は網のようなデザインです。
茶色の矢印が示しているのが新型の排気口で、左側から右側まで長いかたちで配置されています。
赤い矢印は風の方向を示しています。
2つの冷却ファンが内装されていて熱気の排出も問題なかったです。
底面を見ると給気口が見えます。並んでいる穴を通して空気が入って、排気口に排出される構造です。
底面はアルミナですき間なしによく組み立てられました。
側面にスピーカがあって底面にはゴムパッドが付いています。
スピーカの音量は部屋で音楽を聴いたり映画を見たりするために十分によかったです。
8時間連続で使用してからキーボードの温度を測定してみました。(キーボードの左右を測定)
そしてタッチパッドの左右の温度です。
冬なので室内の温度は少し下がっていますが、思ったよりも高くなかったです。
CPUのフルロード状態の冷却ファンの音もあまり大きくなかったです。
UX301Lの仕様です。
第4世代プロセッサーのi5-4200U(キャッシュ3MB、省電力)とHD4400のビデオカードを搭載しました。
さらに128GBのSSDと8GBのRAMが含まれています。
最近のウルトラブックに比べても高い仕様ですね。
Windows エクスペリエンスインデックスのスコアは5.8です。
グラフィックスのパフォーマンスが一番低いスコアでした。
*Windows8.1からはパフォーマンスの評価機能が消えてしまいました。
デバイスマネージャーで確認しましたが、このモデルはSanDiskのSSDを搭載しています。
Windowsでは4個のコアで認識していました。
一週間ぐらい使用していますが、性能は満足しています。
Chromeで20個のタブを開けたままで仮想マシンや遠隔操作などの作業をして見ましたが、
足りないことはあまりなかってです。かなり余裕のある作業環境でした。
そして、バッテリーの駆動時間です。
省電力プランで画面の明るさはもっとも暗いレベルから+1、Wi-Fiオン、
Chromeの新しいタブは20個、エクセルシート2個、動画、サーバーにファイル伝送…
上記の環境下で表示された時間です。
充電完了の状態で10時間の予測駆動時間を見て驚きました。
(予測駆動時間は実行していろ作業によって変わります。)
Wordとインターネットの作業では平均8時間30分の駆動が可能でした。
以前モデルよりもバッテリーの駆動時間が1.5倍以上に長くなって外での作業もとても便利でした。
バッテリーの駆動時間が長くなった理由は4世代のハズウェルの搭載と
バッテリーの容量の増加ではないかと思っています。
ゴリラガラスの天板に絵を描いたりイラストシートつけたりして自分だけのスタイルに飾ることもできるし、
バッテリーだけで長い作業ができるASUSのUX301Lでした。
「デザインがキレイなノートパソコン」を購入したがるかたに似合うと思っています。
2560x1440の解像度を持っているモデルも待っています。